ドリップバッグコーヒーを箱で買う人や、大量購入する人によくある失敗が、賞味期限切れです。
冬場は良く飲むから…という理由で買ったはいいものの、暖かくなって飲む量が減ったり、ちょっと味に飽きてしまって余り気味になったり…そんな経験ありませんか?
この記事では、ドリップバッグコーヒーの賞味期限ってだいたいどれくらいなのか、また賞味期限が切れたあとどれくらいの期間まで美味しく飲めるのか?という事について、解説したいと思います。
その他、開封済みのドリップバッグコーヒーの賞味期限についても解説していますので、参考にしてもらえればと思います。
ドリップバッグコーヒーの賞味期限は未開封で6~18ヶ月
一般的に、市販のドリップバッグコーヒーの賞味期限はだいたい6~18ヶ月程度になっています。一番多いのは6~12ヶ月以内ですね。基本的にはこの期間内に飲めば、いつ飲んでも美味しくいただく事ができます。
ただし、極端に熱い場所など、保管場所が悪い場合には袋の中のコーヒー豆にまで影響がでる事がありますので、保管場所にはご注意ください。
脱酸素材入りのドリップバッグは賞味期限が長い
ドリップバッグは、商品やメーカーによっては中に脱酸素材が入っていることがあります。脱酸素材の機能は、袋の中の酸素を吸収して細菌の繁殖を防ぎ、品質を維持してくれます。
よって、脱酸素材入りのドリップバッグコーヒーは味が落ちにくく、賞味期限が長い傾向があります。たまに18ヶ月以上の賞味期限が設定された商品がありますが、だいたい脱酸素材が入っていますね。
賞味期限が切れた後は味と見た目で判断する
賞味期限が切れた未開封のドリップバッグコーヒーですが、正直なところ、未開封の場合は半年以内であれば美味しくいただけます。ただし、保管場所や気温の変化によりモノによってはカビが生えたり、変色している事もあります。
よって、開封して香りや見た目が問題なければ、一度淹れてみて味を確認してみましょう。賞味期限が切れると風味や香りが落ちている事がほとんどなので、あとはあなた自身が味に満足できるかどうかですね。
開封済みドリップバッグの賞味期限はアテにならない
個包装タイプではないドリップバッグコーヒーの場合は、一度開封するとすべてが空気にさらされます。仮に賞味期限がまだまだ先であったとしても、一度空気に触れたドリップバッグはすぐに酸化して味が落ちてしまうでしょう。
密閉した容器に移して冷蔵庫に入れておけば、ある程度美味しさを保つことはできます。ただ、やはり個包装と比べると味は格段に落ちていきますので、開封後はなるべく早く飲む必要があります。
個人的には、一度開封して空気に触れたドリップバッグコーヒーは、1日で味が落ちると思っています。一度開封したら、どれだけ密閉された容器に移しても、初めて開封した時の香りは出ませんからね。
長くても3~7日以内に飲みきることをおすすめします。
まとめ
ドリップバッグコーヒーの賞味期限について解説しました。まとめると次のようになります。
- ドリップバッグコーヒーの賞味期限は6~18ヶ月程度
- 賞味期限切れは6ヶ月を目安として、以降は色や香りで判断する
- 開封済みの賞味期限は3~7日間くらいで飲みきる
コーヒーは味も大切ですが、香りも同じくらい大切です。賞味期限内であればほとんど問題ありませんが、賞味期限が切れた後は徐々に味は落ちていくと思ってください。
個人的には、賞味期限が切れても6ヶ月程度であれば問題なく美味しく飲めると思っています。でも、さすがに1~3年以上も賞味期限が切れている場合は、いくら未開封であり味がまともでも、体に影響があるかもしれません。
ドリップバッグコーヒーは食品なので、基本的に賞味期限は守るようにして美味しく飲みましょう。
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